氷見商工会議所青年部は、氷見市地域商工業の発展に寄与することを目的とします。

スローガン

顧客創造　〜 愛する氷見の為にポジティブ精神で！ 〜

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会長所信

氷見商工会議所青年部
平成22年度　第45代会長　杉木 孝至

　今年度、氷見商工会議所青年部の４５代会長を務めさせていただくことに大変光栄に思うとともに、大きな不安、緊張感でいっぱいです。しかし、個人の不安よりも深刻なのは、日本中でささやかれ、私たちの耳にはいってくる「不況」という言葉です。さらに氷見市に目を向けてみると、人口の減少、医療問題、少子化問題など様々な悩みを抱えています。このような状況についてネガティブな評論をしているだけでは何も始まりません。だからこそ今年度は「顧客創造」と言うスローガンを打ち出させていただきました。

　「顧客創造」とは、ビジネス用語で、“自社製品やサービスが購入され利用してもらった結果、十分な満足を覚えてもらう事を通じて、顧客との良好な関係を作り出す”と言う意味です。これを念頭に　我々青年部は、「各自の企業における御客様」｢青年部においては会員｣「氷見市においては市民」そして「氷見市に訪れる人々」の立場になって、“「満足感」とは一体何なのか？”更に進んで考えるならば、“感動から頂ける「ありがとう」をどのようにしたら集められるのか？”を念頭に置いて、自分達の事業をどのように発展させていくかを、初心に戻り考える年にしたいと思います。
　そのためには、一人一人が氷見市民であることの自覚を更に向上させ、指針にも書かれているように、地域を支える青年経済人として先導者たる気概で研鑽に努める事を心に置き、氷見ＹＥＧ及び各自企業が“愛する氷見のファン、リピーターを作り出す斬新な発想はどう出せるのか？”そして“自分達の商売の成長、発展させるためには何をすべきか？”と知恵を出しあい成長することで、氷見市を変えていく力となります。当然、自分達の商売は大事です。氷見市が今以上に賑やかな町になれば、自ずと我々の商売も成長、発展していくのではないでしょうか？
　まずは大好きな氷見市を盛り上げて行きたいと思っています。自分達は若いのです！自分たちは氷見市を変えられるのです！常にポジティブ精神で後悔をしない気持ちで突き進んでいきましょう！

　さらにもう一点お願いしたいのが、数年前の会長の所信にも書かれていました「青年部活動を楽しもう」です。「楽しむ」と言う意味は毎晩飲み歩いてワイワイやっていることばかりではありません。
　自分が青年部に入会した頃は、少々解け込むのに時間がかかりましたが、青年部における商売の勉強、様々な事業を通して人と人との繋がりを持てた経験が、自分の大きな財産となり、自信と変わっていったものと今は確信しています。仕事で疲れ、青年部に疲れではなく、青年部に自然に足を運べるような楽しい青年部活動にしたいと思っています。会員各自におかれましても、青年部に何かを期待するだけではなく、自分自身で時には大海に飛び込むつもりで一歩前進、変革を起こしてみてください。
　「これでいい！」と言うゴールなどありません。勇気と情熱さえあれば自分達は変わり続けることができます。その勇気を自分達の会社、青年部、氷見市、と繋げ一生ものの財産、友人（繋がり）を見つけていただきたいと思います。時は今！！人も町も我々の心がけ一つで絶対変える事が出来るものと信じております。

　今年は高岡で北信越ブロック大会、更に平成２３年度には「日本商工会議所青年部　全国大会富山大会」と県内で大きなＹＥＧ事業を抱えております。そこで、今年度の青年部では全国大会に向けて全国大会準備委員会を立ち上げました。
　もちろん氷見ＹＥＧの事業は大事ですが、我々は全国各地から訪問される皆様が、富山県そして氷見市から得られる満足感、そして感動とは何なのかを考え、そして意味のある有意義な大会にすべく、県内ＹＥＧ会員と共に、目標に向かって汗を流して行きましょう。
　単会の事業と共に北信越ブロック大会、全国大会に関しても皆様に様々な協力をお願いすることになると思いますが、何卒、ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。

　最後に、商工会議所をはじめ、関係諸団体各位の御理解と御協力をお願い申し上げると共に、御指導御鞭撻を賜わりますよう重ねてお願い申し上げます。

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