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氷見商工会議所青年部は、氷見市地域商工業の発展に寄与することを目的とします。

2018年5月度 活動報告ACTIVITY

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5月度講師例会


  • 担当委員会:ビジネスパワーアップ委員会 委員長 針木 和也
  • テーマ 「転換期における企業の羅針盤 〜石川の百年企業に学ぶ〜

    講 師  碇山 洋 氏(金沢大学教授)


    開催日  平成30年5月15日(火)

    開催場所 氷見商工会館4階大ホール
     
    参加対象 氷見YEG会員・一般


    18:30〜   受付
    19:00〜   例会
    19:30〜   講演
    20:50〜   質疑応答
    20:55〜   監事講評
    21:00    閉会
    21:15〜   懇親会


    <事業内容・目的>

    近年の高度情報化社会、グローバル化した経済社会において、我々を取り巻くビジネス環境は、目まぐるしく変化し続けています。そんな時代を生きる企業経営者として身につけなければならない能力の一つとして、「変化に対応する力」があると思います。
    日本には、時代の変化に対応し続けている創業百年以上の企業が数多く存在しています。今回は、「石川の百年企業」の監修者であります、金沢大学教授の碇山洋氏をお招きして、百年企業はどのように時代の変化に対応し、魅力のある企業であり続けているのかを事例を交えて講演していただきます。
    この例会を通して、経営者、後継者として自社を見つめなおし、魅力ある企業として継続するためには、どう行動するべきかを学んでいただきたいと思います。

    ビジネスパワーアップ委員会 委員長 針木 和也



    <事業成果・反省>

    5月15日(火)に、金沢大学教授の碇山 洋先生をお招きし、「転換期における企業の羅針盤 〜石川の百年企業に学ぶ〜」と題して講師例会を開催しました。百年企業にスポットをあてて研究してきたいきさつ、また百年企業が危機の時代をいかに生き抜いてきたかについて、石川県内の企業の具体的事例を交えて、講演していただきました。お話いただいた企業にほぼ共通していたのは、「伝統は革新の連続である」という点で、どの企業も時代の変化をとらえ、いち早く対応してきたことをお話しくださいました。参加いただきましたYEG会員におきましては、経営者・後継者として自社を見つめなおし、魅力ある企業として継続するためには、どう行動するべきかを考える良い機会になったのではないかと思います。
    反省点としては、外部に対する告知が開催日直前になってしまい、一般の参加がありませんでした。例会では「伸びゆく大地」を3番まで歌うことに決定したものの、2番3番がしっかり歌えず小声になってしまいました。また、講演内容について、ほぼ著書の内容通りで、もう少し講演ならではの裏話のようなことをお話ししていただけるように事前に打ち合わせをしておくべきだったと思います。これらの反省点を、次回の担当講師例会に生かしたいと思います。

    ビジネスパワーアップ委員会 委員長 針木 和也


    参加人数  氷見YEG会員 38名  事務局 1名  39名





  • 碇山 洋 氏 プロフィール

    1960年 大阪府貝塚市生まれ
    1991年 大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学、商学修士
    同年   金沢大学経済学部講師
         同学部助教授、同学部地域経済情報センター長、同学部教授を経て
    現在   金沢大学人間社会学域経済学類教授

    【主な著書】
    『環境からみる私たちの社会』聖母の騎士社、2007年
    『北陸地域経済学 - - 歴史と社会から理解する地域経済』(共編者)日本経済評論社、2007年
    『「内発的発展」を支える企業家精神 - - 金沢・石川のビジネスキーパーソンに学ぶ』(編) 能登印刷出版部、2010年
    『異彩を放つ石川の百年企業 - - 永続的発展の秘訣を探る』(監修)能登印刷出版部、2012年

    【所属学会】
    日本財政学会、日本地方自治学会、日本地方財政学会、コミュニティ政策学会

    【専門分野】
    経済政策、財政学、地域開発論

    【研究課題】
    住民自治論、公共事業論、地域環境管理論

    【講演実績】
    一般向け・企業向け 多数

    【講演に向けて】
    「百年に一度」の危機の時代、日本経済はどのような方向をとるべきか。一方では世界的な金融経済化に乗った方向性で、危機を打開するべきであるという提案が数多く出され、実際、大企業の多くはそのような行動をとってきた。しかし、それは国民経済・地域経済の保全と健全な発展という視角を欠如させており、中小企業の多くは経営が厳しくなり、地方の経済は疲弊してきた。日本は中小企業の国であり、その経営の安定・発展を抜きにして、国民生活の向上はのぞめない。
    こうした問題意識のもと、『異彩を放つ石川の百年企業』は編まれた。多くの類書は企業のサクセスストーリーに終始し、企業活動の負の時代に触れないものが多いが、本書は中小企業、中堅企業が「いかにして危機の時代をのりこえてきたか」を焦点のひとつにし、各企業の経験した危機をも率直に叙述している。本書を基礎にした今回の講演が、若い経営者のみなさんの今後の活動にいくらかでも役立てばと思う。





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